そもそも東京の魅力というタイトルでこのブログを書き出したのは、なぜ東京に一極集中をもたらしているか、という疑問からである。職業的魅力は間違いなくあるが、リタイヤしても東京を離れたくない人がいる。そんなに東京が魅力的なのか、という疑問である。それを尋ね歩き、考察してみたいと思った。
東京の魅力のひとつは、観光スポットが多いことである。いろいろなイベントも、常時開催されている。
まず、東京の観光スポットを見てみよう。人気観光スポット第一にあげられていたのは、意外と思われるかもしれないが国立科学博物館であった。第二位に東京ドーム、第三位以下は東京タワー、六本木、竹下通り、三軒茶屋と続く。大阪なら南と北と二つに代表されるが、東京の観光スポットの特徴は、多極構造である点である。これは世界的に見ても珍しく、巨大都市東京の奥の深さ、幅の広さを感じさせる。主な観光地区を上げると以下のようである。①上野、浅草地区、②新宿、渋谷、六本木地区、③池袋地区、④品川、目黒、自由が丘地区、⑤東京、日本橋、銀座、お台場地区など。各地区の魅力は別の機会に述べる。
るるぶという雑誌を見ても、「見る、食べる、遊ぶ」ことに事欠かない。まず、見るといえば、博物館、美術館の多いこと、しかも毎週のように企画展が開催されているのが魅力である。地方の美術館はすいていてよいが、採算がとれない。東京の博物館、美術館の企画展は、押すな押すなの盛況なのに比べ、地方では巨大なイベントホールや観光スポットを作っても顧客が集まりにくく、企画展示ができにくい。シーガイア、ハウステンボスが苦境にあえぎ、北海道の夕張も炭鉱から観光へとあがいたが、結局は巨大な赤字のみが残ったのと同様である。
東京の魅力については、演劇家如月小春が「都市の遊び方」という本で語っている。彼女は東京杉並に生まれたが、東京で喜び、東京で泣き、東京で遊んできた。その彼女の東京での遊び方、東京文化を語った本である。「東京は面白い。とても面白い。いつも新しい発見をさせてくれる。」とも語っている。エンタメでも、関西では小林一三の宝塚、東京では浅草のショーであるように、面白さは若干違う。過去の東京と現代の東京、それぞれの都市や地域の楽しみ方の違い、それがまた面白い。
コンサート・ライブ、映画の試写会もある。東京には大学が多く、各種公開講座が催されている。カルチャースクール、○○面白講座も開催されている。女性にとっては、各所のビューティスポットも豊富である。退屈しない東京である。
10月は運動会の季節であるが、各種イベントが開催される月でもあり、まさにイベントラッシュである。デパートも多く、毎週のように企画イベントがある。デパートめぐりだけでも飽きない。各地区で開催されるイベントも多い。たとえばショッピングだけでも10月には築地半値市、カッパ橋道具街まつり、神田古書市などがある。
11月になれば、大学の学園祭が目白押しである。学園祭はバザーもあるが、ショー、ライブも楽しめる。各専門分野の最新の研究成果の発表も知的好奇心をくすぐる。
イベントは、年間スケジュール化されている。東京国際展示場、東京国際フォーラム、電力間、ディズニーランドなどもインターネットで検索できる。上野動物公園でもマダガスカルの爬虫類展、国際ゴリラ年のイベントなど好きな人には、たまらない企画が多い。政治イベントもある。とまれ、東京の街歩きは興味が尽きない。東京の魅力はまだまだ続く。
2009年11月
FMIC地域問題研究会 NAM記
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